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Channel: 毛ジラミ症から性病まで
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ジスロマックは風邪などでも使われているのか

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「ジスロマック」というお薬は婦人科でクラミジアの治療にも使われています。ジスロマックはクラミジアのような性病だけでなく、風邪や咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、副鼻腔炎、歯周病組織炎など、様々な疾患に使用されている抗生物質です。
このお薬は病気によって使用される容量や回数が違っていますが、成人の場合250mgの錠剤を1回に2錠(500mg)を1日1回、3日間(合計1,500mg)や、250mgの錠剤を1日1回(1,000mg)を1回などという使い方をします。
婦人科などでクラミジアを治療する時にジスロマックを使用する場合、風邪などの時のような少ない容量では、十分な効果が現れません。クラミジアの治療をする際には1回で2,000mgという多めの量を飲む必要があります。治療している人の中には「風邪でもらった時はこんなに飲まなかったし、副作用が怖いから量を減らして飲んだ方がいいのでは」と考えて、飲む容量を減らそうと思う人もいるかもしれません。
この薬は腸から血液に入り、白血球に取り込まれて1週間から2週間体内を循環します。そしてクラミジア感染している細胞周辺で放散されるので、できるだけ多くの量を一度に飲む必要があるのです。ですので、風邪で使用したことがあるからといって自分で判断して、飲む量を減らさないようにすることが大切です。1回で2,000mg飲めば、約90%の人の感染に効果が出ているのできちんと飲みましょう。
ジスロマックは副作用が少ない薬ですが、以前飲んだ時に副作用が出たことがあったり、心配なことがある場合には婦人科の先生に相談しましょう。また、このお薬も副作用が出ることもありますので、副作用が出た場合にはすぐに主治医に伝えましょう。

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